独身の頃は会社帰りにしょっちゅうライブに行っていた。
渋谷、新宿、下北沢、赤坂、川崎、
渋谷の繁華街とは逆の方向に
遠藤ミチロウが常宿ならぬ常ハコにしているライブハウスがあり、
スケジュールを確認してはふらっと行っていた。
アコギ1本掻き鳴らし歌っていた
”お母さんいい加減あなたの顔は忘れてしまいました”
を最初に聴いたときは、総毛だって言葉が出なかったものだ。
ミチロウが出てくる前にやっていたのを観た”函館くん”、
今もまだやっているんだろうか?
恐らく全く売れそうもなかったが、そんなことは関係ないのだ。
と思ったらYoutubeにあった。
歌い続けられる人というのは大したものだと心から思う。
親戚にインディーズでバンド活動をやっているボーカル娘がいて、
聴かせてもらったらまあそんなに才能は無さそうなんだが、
気の済むまでやると良いと思う。
ただ彼女の親父は半分あきらめ顔の寂しそうな笑顔で心配しているから、
もうちょっと話し合いを持ったら良いんだけども。
週末、小僧らはじいちゃんばあちゃんの家にお泊りする、と言っている。
先週末も泊まった。
翌朝帰ってきたら一目散に抱きついてきたのでどうだったかと聞けば
楽しかった、と言っていた。
寂しくなかったかと聞けば、ちょっと寂しかったと、また足にしがみついてきた。
まあでも小僧らがいないと夫婦で会話する時間が増えて、
たまにはいいかもしれないなんて考えたり。
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